blog たつのおとしご通信

おいしい米作りの基本、田植えを体験したあとは、宮津の漁港へ。
宮津は良質の魚で知られますが、ちょうど身の厚いアジやエボダイが旬。
美味しい干物のお店「カネマス」で、魚の買い付けから魚をさばき、干物にするまでを体験しました。
開いた魚を調味液に漬け、干します。
魚本来の旨みを生かすため、良質の調味を、そして干す時間もごく短く。
こうして天日で短時間干すと、あらゆる旨みが凝縮して、とても美味くて身のふんわりした干物の出来上がりです。

京都宮津には、美しい棚田が広がっています。
ここに、栄養部のスタッフが田植えのお手伝いをしにいきました。
無農薬の稲作をしているのは、美味しい酢をつくるための米を自社で栽培している飯尾醸造。
田植えの仕方を教わりながら、半日でたくさんの稲を植えることができました。
たんぼに広げている黒いものは、時間が経つと自然に還る、マルチシート。農薬を使わずに害虫を避けるため、この紙で覆いながら田植えします。

猛暑の夏が過ぎ、ようやく秋めいて、やっぱり恋しくなるのは秋の味。
松茸をふんだんに使った松茸御膳を召し上がっていただきました。
松茸のお吸い物、松茸の茶碗蒸し、治部煮に松茸ご飯、ぶどう。
豪華なお昼ご飯をみんなで楽しみました。

子供の日ということで、ちょっとなつかしいイメージのお食事としてお子様ランチをお出ししました。
噛むことが難しい方には、ソフト食で同じものを提供しています。

飲み込む力の弱った方にも楽しんでいただけるように工夫したのが、ソフト食。
ただ細かく砕くだけでなく、適度な固さと喉ごしにすることで、むせにくく飲み込みやすい食事です。
そして、この記事の前にご紹介したお弁当を、見て楽しんでいただけるように。
素敵なソフト食の松花堂弁当です。