blog たつのおとしご通信

5月のご馳走御膳は、爽やかな季節を盛り込んだお膳です。

旬のグリーンアスパラ、ご膳定番の大海老の天ぷら、自家製しば漬け、豆ごはん、新じゃが、蕗、香り高い野菜料理の数々・・・。

デザートは茨城県旭村のアンデスメロン、甘くて軟らかくてまさに食べ頃です。

　令和になって初めてのご馳走御膳をご堪能いただきました。

今日から新元号、令和の始まりです。
おやつに『祝饅頭』と『日の丸ゼリー』をご提供いたしました。
日の丸の部分は、苺をペーストにして白餡と合わせた苺水羊羹です。
ゲスト：「お皿が四角だったらよかったわね。」
・・・確かにそうでした。

「福祉新聞」で龍岡会の調理システムが紹介され、Yahooニュースでもピックアップされています。
タイトルは「１本の点滴より１杯の食事」。
新調理システムで品質の高く美味しい食事を提供する取り組みについての記事です。
記事詳細はこちらでお読みいただけます。

昨年もたくさんの野菜を実らせた菜園。
ちいさなスペースですが、今年も苗を植えました。
トマト、胡瓜、茄子。
九条葱は種まきを。
これからどのように育つか楽しみです。

美味しい酢を、日本古来の静置発酵という方法で作り続けている飯尾醸造の、蔵を見学させてもらいました。
大きなタンクには、微生物たちの呼吸が聞こえます。
自分たちで無農薬で育てた米から糀をおこし、酒母にして酢酸菌をつけて酢になるのを待つ。
手間隙をかけ、微生物がうまくはたらく環境をつくることで、美味しくなります。
そして、食べることは命を頂くことだと、つくづく感じさせられます。