blog たつのおとしご通信

龍岡会のたつのおとしごマークのついたバスが、わたしたちの送迎車です。
車いすの方もそのまま乗車することができます。
お花見のポイント近くにこのバスで出かけて、そこからは外の空気を吸いながら、車いすでお散歩。
青空のもとでのお花見は、ほんとうにすがすがしくて気持ちがよいです。

桜の季節になると、気持ちがうきうきしますね。
今年は冬の寒さが厳しかったせいか、そんな気持ちもひとしお。
毎日何人かずつ、施設の近くのお花見ポイントに出かけてお花見を楽しみました。

「核家族」という特別な言葉が死語になるほど、３世代で暮らす世帯は少なくなりました。
先日、中学生が職業体験の郊外実習を施設で行いました。
はじめは声を出して話しかけるのもおぼつかない様子。
孫やひ孫の年代の生徒さんたちに優しく声をかけてくれたのは、逆にゲストのみなさんだったかもしれません。
だんだんと雰囲気に慣れ、いっしょにアート活動をしたり。
いつもの学校の授業とは違った一日になりました。

施設内には、広い壁面がたくさんあります。
普段はゲストのみなさんがアート活動の際に制作した作品を展示していますが、地元のSYKフォトクラブのみなさんの作品を展示しました。
美しく撮影された写真がずらりと並び、広いスペースに映えています。

オーストラリア研修のときには、多くの方と交流の機会がありました。
ホームステイでお世話になったり、施設見学のお手伝いをしていただいたり。
コーラスグループの皆さんが、日豪友好コンサートをひらくために来日。
東日本大震災の支援を目的に、広尾のJICA地球広場で開かれたミニコンサートに、ゲストの皆さんが出かけてきました。
音楽療法のスタッフも、美しい歌声を披露。
素敵な衣装で、施設でのいつものセッションとはちょっと違った雰囲気ですね。