blog たつのおとしご通信

皆さまこんにちは、アート部です。
今回は、番町で実施した集団美術プログラムの様子をご紹介します。
11月は秋の気配を感じ始める季節ということで、ゲストの皆さまと一緒に、紅葉やイチョウなど秋を代表する木の飾りを制作しました。リビングに飾り、毎日眺められる作品を作りたいという思いから、今回の集団美術を企画しました。
柔らかくて温かみのあるフェルトを使い、葉っぱの形を描いてハサミで切り出していきます。また、秋らしい色のストローをワイヤーに通し、螺旋状にして木の形に仕立てました。最後に天井から吊るして完成です。
ハサミを使うことで手指の運動になり、ストローを通す作業も片手で簡単に取り組めるよう工夫しています。葉っぱをたくさん作り、秋の風景写真を見ながら作業していると、「あそこのイチョウは絶景だよ」「私は紅葉が好きかな」など、自然と秋の話題が広がりました。皆さまそれぞれに秋の景色を思い出しながら、季節感を楽しんでいらっしゃいました。



〈龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。〉