龍岡会では安全でよりおいしい食事提供のために、無添加の食事づくりに取り組んでいます。今回のテーマは「味噌」です!
10月からお味噌汁に使っているお味噌が無添加に変わりました。ゲストの皆様や職員の中でも香りが良くなったとの声が聞かれています。
味噌は日本古来から私たち日本人に欠かせない調味料の一つです。栄養豊富な大豆発酵食品で、私たちの健康を支えています。
無添加の味噌はどのように作られているのでしょうか。今までの味噌とはどこが違うのでしょうか。
実際、龍岡会で使用する味噌がどのように作られているのかを見学させていただきに、今年の7月栄養部スタッフが、長野県にあるマルコメ味噌工場に行ってきました。
最初に、今まで使用していた食材にどんな食品添加物が使われているか、を一つ一つ確認することから始めました。そして、必要ではない食品添加物が入っていた食材は、代わりになる、おいしい無添加の食材を探しました。
例えば、お酢。新しく使用する富士酢を作っている京都の飯尾醸造は、お酢の原料となる無農薬のお米を作り、そのお米を使って、日本古来の製法でお酢を作っています。
私たちも、田植え体験と見学をさせていただきに、京都まで行ってきました。
マルコメの生産工場は、全自動の仕込みラインを導入しています。 生産ラインは、衛生管理が徹底されており、厳しい品質管理のもとに安全な製品が作られていました。
今までの味噌と無添加の味噌の違いは、発酵食品の良さを引き出し、味噌が生きたままの状態であることです。
次号は、そんな生きた味噌を使ってつくった「味噌汁」についてご紹介します。お楽しみに!